2/28(金) 第一回DUALISラジオ
2/28(金)19:00~第一回DUALISラジオを放送しました。
ラジオは
・京都府立総合資料館見学会 報告
・DUALISラジオ図書館学
でお送りしました。
Ustreamに録音がありますので、
聴きのがした方・もう一度聴きたい!という方はそちらをどうぞ。
第一回DUALISラジオ
http://www.ustream.tv/recorded/44315364
また、当日のTwitterの様子をまとめましたので、こちらもぜひ。
第一回DUALISラジオ まとめ #DUALISradio
また今回のDUALISラジオ図書館学ですが、
問題文・答え・解説を掲載しましたので、続きを読む からどうぞ。
問1 次の4つの文章から正しいものを選び、年代の古い順に並んでいる選択肢を選べ。
4. ベンジャミン・フランクリンはアメリカで初めての公共図書館であるワシントン公共図書館を開いた
【選択肢】
①2→1
②1→3
③1→3→4
④3→2→4
⑤3→2→1
1.正解。石上宅嗣が奈良時代末期に開いた、日本で最も古いとされている公開図書館である。
2.不正解。後漢の時代105年に宦官の蔡倫が発明したのは紙である。竹簡は後漢に紙が発明されるまでの中国の図書の主な形態のひとつである。
3.正解。グーテンベルクは15世紀中ごろに開発し、出版物の主要な印刷方式となった。
4.不正解。1731年にベンジャミン・フランクリンが創設したのは、フィラデルフィア図書館会社である。これは、世界で最も初期に作られた公共図書館として名高い。アメリカ公共図書館の祖父母として知られる。
正しいものは1と3である。よって正解は②
問2 次の国立国会図書館が運営している「レファレンス共同データベース」に関する文章のうち、正しいものを選べ。
1. レファレンス共同データベースの参加館には、学校図書館は含まれない
2. レファレンス共同データベースはネットで誰でも閲覧できる
3. レファレンス共同データベースで公開されているデータは、「レファレンス事例」「マニュアル」「参加館」「特別コレクション」の4つである
4. レファレンス共同データベースは、司書であれば誰でもデータを修正することができる
5. レファレンス共同データベースは関西館の開館と同時に開始された
1.不正解。レファレンス協同データベースは公共図書館・大学図書館。専門図書館等におけるレファレンス事例・調べ方マニュアル・特別コレクションおよび参加館プロファイルにかかるデータを蓄積している。また、参加資格の4に学校図書館法第2条の学校図書館を設ける学校又は学校図書館関係者を会員とする、学校図書館の運営若しくは技術について研究若しくは研修の活動を行っている団体(「学校図書館関係団体」)とある。
2.不正解。一件一件のデータには誰でも見ることができる一般公開、参加館のみが見ることができる参加館公開、データ登録館のみが見ることができる自館のみ参照 という公開レベルがそれぞれ設定されている。公開レベルによって、誰が閲覧できるかは変わってくる。
3.正解。「レファレンス事例」「調べ方マニュアル」「参加館プロファイル」「特別コレクション」の4つである。
4.不正解。レファレンス協同データベースに登録されているデータの著作権は、そのデータを提供した機関に帰属する。
5.不正解。レファレンス協同データベースは平成17年より正式に開始された。国立国会図書館関西館の開館は平成14年10月7日である。
正解は3である。
問題・答え等についてご意見などありましたら、お気軽にどうぞ。